改革の全面的深化
2018-03-03 16:19:00
改革開放は現代中国の運命を決める肝心な措置である。2013年11月9日から12日にかけて開かれた中国共産党第18期中央委員会第三回全体会議で審議、採択、公表された「改革の全面的深化における若干の重要問題に関する中共中央の決定」は「改革の全面的深化」という新しい主張を打ち出し、30年余年にわたって実施されてきた改革の「バージョンアップ」が実現した。2013年12月30日、中央改革全面深化指導グループが成立した。改革の全面的深化の総目標は、中国の特色ある社会主義制度を充実・発展させ、国家統治体系と統治能力の現代化を推進することである。これは一つの分野、またはいくつかの分野の改革ではなく、経済、政治、文化、社会、エコ文明、国防・軍隊及び対外開放などすべての分野にかかわる改革である。また、これは一つの部門、またはいくつかの部門に頼るのではなく、各方面を調和させる必要がある。改革の全面的深化の実現には、さらに思想を解放し、人民にしっかりと依拠し、党の指導を強化・改善する必要がある。改革の全面的深化は、「四つの全面的」の戦略的配置における重要な原動力である。