越境ECに大きなチャンス 中国内外で「寧波スマート製造」ペット商品が大人気
2024中国(寧波)輸出越境EC博覧会が29日、浙江省寧波市で開幕した。ベトナムから来た調達チームの責任者のファンさんは取材に対し、「今、ベトナムの若い人、特に2000年代生まれはペットが大好き。私たち一行の多くのバイヤーも今回の調達で適切なペット商品を見つけたいと考えている。今回はベトナムバイヤー100人以上がチームを組んで中国を訪れており、ペット分野の商品が今回の注目点だ」と説明した。
今回の同博覧会では、「寧波スマート製造」ペット商品が会場を訪れたバイヤーたちの注目点だ。
現在、世界のペット市場はニーズがより細かくなり、多様化し、個性的になっている。
江蘇艾森作物科技集団有限公司の張健副社長は、「スマート化がペット用品の発展トレンドで、細分化された分野にはより明らかなチャンスがある。当社では関連技術の開発を進めており、たとえば人工知能(AI)技術に基づくスマート自動給餌器などは、ユーザーが打ち込んだ猫の年齢、性別、体重などの情報を踏まえ、モニタリングした猫のエサを食べる量、生活時間の変化データに基づいて、猫にとって健康的な飲食物の分量をアドバイスすることができる」と説明した。
寧波海曙興利来日用品有限公司の運営責任者の孟竹香さんは、「当社は主にペットハウス・マット、おもちゃ、掃除用品、アウトドア用品、キャリーケースなどを生産している。当社の製品は遠くは欧米諸国、また日本、韓国、タイなど複数の国と地域で販売されている」と説明した。
二重に可視化された給餌が行われ、AIがペットの一瞬をとらえた記録を生成し、ペットの日常を映し出す素材がクラウドにアップされるとショート動画が自動的に生成される……グローバル経済一体化とデジタルトランスフォーメーションを大きな背景として、AI技術の応用が越境ECにこれまでにない大きなチャンスをもたらしつつある。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年5月30日