この10年の中国、輸出入貿易額が56%超増 双方向の投資で世界の上位をキープ
中国は中国共産党第18回全国代表大会以降、対内・対外開放の相互促進、国内への誘致と海外進出のより良い連携を堅持し、貿易強国の建設を深いレベルで推進することにより、国際経済協力と競争の新たな優位性が高まり続けている。
中国の物品・サービス貿易額は2012年の4兆4000億ドル(1ドルは約146.2円)から21年には6兆9000億ドルに増加し、成長率は56%を超え、世界ランキングの2位から1位に上昇した。外資導入規模は2017年から4年連続で世界2位を維持している。中国の13-21年の非金融類対外直接投資総額は1兆1281億ドルで、世界の上位をキープした。中国の開放事業はこの10年で歴史的な成果を上げている。
(1)対外貿易総額で世界一に躍進。中国の対外貿易総額は12年の4兆4000億ドルから20年には5兆3000億ドルに増加し、世界最大の貿易国になった。21年には6兆9000億ドルに増加し、世界一を維持した。
(2)外資導入額が着実に増加。中国の実行ベース外資導入額は12年の1133億ドルから21年には1735億ドルに増加し、年間平均4.8%増。20年から世界2位をキープしている。
(3)企業の海外進出がしっかりした歩みを進めている。海外の中国系企業は12年末の2万2000社近くから4万5000社以上に、海外の投資残高は12年の5000億ドルから2兆7000億ドル以上に増加。中国と進出先の互恵・ウィンウィンを促進した。
中国の成果は世界から認められている。中国のビジネス環境ランキングは、13年の96位から最新の順位では31位に躍進した。
中国の「友人の輪」はこの10年で持続的に拡大した。海外と署名した自由貿易協定は10から19へと2倍近くに増えた。自由貿易パートナーとの貿易額が中国の貿易総額に占める割合が17%から21年の35%に上昇した。
国家統計局のデータによると、中国の13-21年の世界経済成長に対する平均的な寄与度は38.6%で、先進7ヶ国(G7)の合計を上回った。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年10月12日