中国共産党は国の現代化を進める政党
英国王立東洋・西洋戦略研究所の易思所長はこのほど、イングランド東部地方のピーターバラの自宅で新華社の独占インタビューに応じ、「私は中国共産党が国の現代化を進める政党、民族復興を実現させる政党という事実を理解しており、認めている」と述べた。
英国王立東洋・西洋戦略研究所の易思所長が9月16日、ピーターバラで新華社の独占インタビューに応じた。新華社記者・李穎
易思氏(54)はフランス出身だ。本名はJean Christophe Iseux von Pfettenだが、中国語名の「易思」を好んで用いる。20世紀前半、易思氏の曾祖叔父はフランスで経営していた工場で、中国の青年の勤労勉学を受け入れた。この家族の歴史により易思氏は中国に興味を抱き、早くから中国語の学習を開始し、流暢に話すことができる。易思氏は近年、学術交流、コンサルティング、外資企業誘致・外資導入支援などにより、中国の発展プロジェクトに参加し、サポートしている。
中国共産党が率いる中国が近年手にした発展の成果について触れると、易思氏は滔々と話を始めた。「中国共産党の指導のもと、中国は初めて国連のミレニアム開発目標の貧困削減目標を達成した発展途上国になった。これは重要な成果だ。中国共産党は他にも、国の全面的な小康社会の建設を率いるなど大きな成果を手にした」
易思氏は、中国は世界経済の成長の重要なエンジンの一つと話す。中国共産党は国を率いて、2035年までに1人平均GDPを中等先進国の水準にするという発展目標を達成しようとしている。
易思氏は、中国共産党が世界に西側の民主主義と異なる社会主義民主制度を提供したことも称賛に値すると見ている。発展を続け、「この制度は日々改善されている」という。
易思氏は中国と中国共産党の研究に取り組んでおり、長年をかけ2000ページを超える研究ノートを作っている。易思氏は、「中国共産党は多くの成功経験を持つ。この政党は人民を中心とし、人民から擁護されている。この政党は中国人民の需要と世界情勢の変化に基づき絶えず自己革新に取り組み、時代と共に進んでいる」と総括した。
共青団撫順市委員会と青年連合会は、中国農村部の貧困女性及び児童などを長期的に支える易思氏を表彰するため、「雷鋒精神」栄誉証書を授与した。
易思氏は「外国人の雷鋒」という栄誉を誇りに思っている。「雷鋒精神は人民の私心なき貢献の精神だ。この尊い品格は中国でよく伝承されている。私は多くの中国の若者が常に雷鋒を実践するのを目にしている。この栄えある経験を通じ、より多くの西側の友人に中国人の内心の力を理解してもらいたい」
易思氏は間もなく開催される中国共産党第20回全国代表大会に大きな期待を抱いている。「これは世界に積極的な影響を及ぼす。中国共産党の指導の下、中国は確定された目標に向かい前進しており、世界の舞台でさらに重要な力を発揮することだろう」
易思氏は現在、「中国の民主を語る」の執筆に専念している。易思氏は長年に渡り吉林省や上海市などで自ら観察し理解した真実の状況を通じ、外国の読者に自身が知る中国の民主建設の成果を詳細に説明しようとしている。本著は来年の出版を予定。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年10月10日