中国共産党中央政策研究室の江金権主任は24日、第20回党大会の報告を解釈する記者会見で、「全人民の共同富裕の実現とは長期にわたる歴史的な過程であり、せいてはならないし待つこともできない」と述べました。

　江主任は「せいてはならないというのは、国情に立脚し、中国が依然として発展途上国であるという実情から出発して、経済・社会発展の規律に従い、社会の生産力をさらに解放し発展させて、社会の富を絶え間なく創造し蓄積して、人民の生活水準を着実に高めていくということだ。待てないというのは、発展し始めてから貧富の格差問題を解決するのではなく、効果的な措置をとり、積極的に条件を整え、制度を整備し、所得分配の格差を徐々に縮小して、発展する過程で一歩一歩解決し、人民大衆に共同富裕が絶え間なく歩を進め、絶え間なく実現され、絶え間なく成果を収めるものであると実感させることである」と説明しました。（雲、坂下）