日本で中国文化財返還運動の集会が開催
2022-04-22 15:40:57
今年は中日国交正常化50周年にあたり、日本が敗戦して77周年でもある。日本の有識者からなる「中国文化財返還運動を進める会」は20日、東京で集会を開いた。「中国文化財返還運動を進める会」の共同代表で山口大学名誉教授の纐纈厚氏は集会で、「日本(が発動した中国戦略戦争)は中国の人民に重大な災難をもたらした。我々は罪もなく亡くなった人たちを生き返らせることはできないが、中国から奪った文化財を返還することはできる。我々は中国文化財返還運動の集会を開き、文化財返還を通した歴史和解によって両国関係の発展を推し進めたいと考えている」と述べた。
「中国文化財返還運動を進める会」の共同代表で「村山首相談話を継承し発展させる会」理事長の藤田高景氏は、戦後の日本の保守政権は侵略行為を真剣に反省せず、アジア各地から奪った文化財の実情の調査と公表もしていないと話した。藤田氏によると、日本が朝鮮半島から奪った文化財は30万点に上り、中国から奪った文化財は数えきれないほどある。
同日、日本各地から100人以上が集会に参加した。多くの学者は現在の国際情勢下で日中戦略互恵関係を維持することの重要性および文化財返還運動の意義などについてテーマ演説を行った。出席者は、日本側は歴史を正視し、武力によって中国から奪った文化財を返還すべきとの見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年4月22日