中日両国の10年後を若者が予想

2022-09-13 16:45:35

文、写真=王朝陽

笹川平和財団と笹川日中友好基金が主催し、10年後の中国と日本をテーマに両国の協力可能な分野について語る学生イベント「日中未来創発ワークショップ」が、9月6日と9月9日の両日に行われた。日本人学生と中国人留学生の計47名が、活発に発表を行った。 

主催者代表の尾形慶祐氏は「新型コロナウイルスの流行で、日中両国の対面直接交流は大きな影響を受け、両国民のお互いに対する好感度が大幅に低下する危機的状況に直面している。理解促進の必要性を痛感し、今回のイベントを企画した」と意図を述べた。 

小グループに別れた学生らは男女平等の共同推進、ゲームの共同開発、音楽フェスの共同開催、宇宙葬推進の共同PRなど、若者の生活に密着したテーマについて発表を行った。教育交流をテーマに選んだグループは、10年後の青年交流は1億人を超えると予想。広島から参加した原山敬行さんは「色々な意見が聞けてとても面白かった。自分と異なる視点をも多く、勉強になった」と成果を語った。 

 

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