「新たな長征の道」を歩む中国 世界と共に発展
今年は中国工農紅軍の長征勝利90周年にあたる。世界的に不確実性が高まり続け、ガバナンス上の課題がますます増えている今日、中国はどのように新たな長征を進めるのか。そして世界にどのような影響を与えるのか。22日に北京で開かれた中国工農紅軍長征勝利90周年記念大会は、人々に中国を見つめる新たな機会を与えた。
この厳かな記念大会で、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は重要演説を行い、「歴史を銘記してこそ未来を切り開くことができる」と強調した。
歴史を振り返ると、1934年10月から1936年10月にかけて、中国共産党は紅軍を率いて10余りの省を縦横に進み、2万5000里(約1万2000キロメートル)の長い道のりを行軍し、百万を超える敵軍の包囲・追撃・阻止を打ち砕き、北上して日本の侵略軍に抵抗する戦略的転移を成功裏に実現し、中国革命の新たな局面を切り開くことに成功した。赤色ソビエト地区(革命根拠地)を報道した初の西洋のジャーナリストである米国のエドガー・スノーは、『中国の赤い星』の中で「これは実に変化に富み、賛歌にも悲歌にも値する遠征であり……近代史上まったく比類のないものである」と記した。
中国共産党第18回全国代表大会以来、中国の特色ある社会主義は新時代に入った。現在、一つ目の百年奮闘目標はすでに実現され、中国は新たな道のりにおいて社会主義現代化強国を全面的に建設し、二つ目の百年奮闘目標を実現し、中国式現代化をもって中華民族の偉大な復興を全面的に推進している。
長征の勝利は、中国共産党員の理想・信念の勝利だ。新たな長征の道を歩むにあたり、理想・信念・宗旨を堅守することは根本だ。絶対的貧困の撲滅から、質の高い発展の推進、さらには共同富裕の促進に至るまで、中国共産党は常に人民の幸福を追求し、民族の復興を志してきた。
発展はあらゆる問題を解決する「マスターキー」だ。新たな長征の道を歩むにあたり、質の高い発展を揺るぎなく推進することは当然の要請である。今年は中国の第15期五カ年計画の初年度にあたる。数日前に発表された中国経済の「第3四半期(1月1日〜9月30日)報告」によると、経済は安定的な動きの維持、新たな原動力の革新的発展と構造の最適化に向けた発展傾向を示している。
新たな長征の道をしっかり歩むには、歴史主導の精神によって難関を突破し、リスクと戦い、試練に立ち向かわなければならない。現在、世界で「百年の変局」が加速度的に進み、不安定性と不確実性が著しく高まっている。関税戦争・貿易戦争への力強い対応から、高いレベルの科学技術の自立自強の実現に至るまで、中国共産党と人民は果敢に闘争し、闘争に長けており、世界が多くの課題に対処するためのヒントをもたらしている。
長征の歴史は決して遠い過去のものではなく、長征の道は絶えず先へと伸びている。世界第二の経済大国であり責任ある大国として、中国は新たな長征の道において新たな輝きを生み出すために奮闘しており、それは中国人民を幸福にするだけでなく、激動と変革の世界に安定の力を注ぎ込み、人類が現代化の道を模索し、共同発展を追い求める上で重要な示唆をもたらしている。(CGTN論説員)
中国国際放送局日本語部より