習主席、国際オリンピック委員会のバッハ会長と会見

2023-09-24 09:46:00

習近平国家主席は22日午後、杭州の西湖国賓館で、第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)の開会式に出席するため訪中した国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と会見しました。

 習主席はまず、バッハ会長及びIOCの長年にわたる中国のオリンピック運動とスポーツ事業の発展への支持に対して感謝の意を表しました。習主席はまた、「中国は一貫してスポーツ事業の発展を重視し、国際オリンピック事業に積極的に参加し、『より速く、より高く、より強く―共に』というオリンピックのモットーを実践してきた。中国は昨年、新型コロナウイルス感染症などの課題を克服し、『シンプルで安全で素晴らしい』北京冬季オリンピックを世界に届け、北京は世界で初の夏季と冬季両方のオリンピック開催都市となった。中国はIOCと共に、スポーツの非政治化の原則を堅持し、オリンピック事業の推進と人類運命共同体の構築のために新たな貢献をしていきたい」との考えを示しました。

 習主席はさらに、「中国政府と中国国民は『中国の特色、アジアの風采、精彩あふれる』アジア大会を開催し、オリンピック運動の発展を推進し、アジアの人々の団結と友情を促進するために新たな貢献ができるものと確信している」と強調しました。

 これに対して、バッハ会長は「中国政府はスポーツ事業の発展を非常に重視しており、国際オリンピック運動に重要な貢献をしている。IOCは多国間主義の擁護に力を尽くし、スポーツの政治化に反対し、中国側がそのために取っている正しい立場を賞賛し、中国との協力をさらに強化することを望んでいる。杭州アジア大会が必ずやすばらしい成功を収め、アジアの団結と友情を促進すると信じている」と述べました。(非、坂下)

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