戴斌委員:観光旅行は個性化と多様化の時代に

2023-03-05 17:18:00

中国人民政治協商会議第14期全国委員会第1回会議(全国政協第14期第1回会議)における最初の「委員通路」での取材が3月4日午後、北京の人民大会堂で行われた。今回、全国政協委員8人が「委員通路」で報道陣の質問に答えた。

戴斌委員:観光旅行は個性化と多様化の時代に 

「今年の春節(旧正月、今年は1月22日)では一連のデータがネットで話題となった。それは中国の国内旅行者数が延べ3億800万人に達し、その観光収入が3758億元(1元は約19.7円)を打ち立てたというデータだった」とした中国旅游研究院院長である戴斌委員は、「委員通路」でこれら一連のデータを示し、「観光旅行はすでに都市部と農村部の住民の日常生活に溶け込んでいる」とした。

さらに戴委員は、「『00後(2000年代生まれ)』が成人となり、人口高齢化が加速していく中で、中国における観光旅行はまさに個性化と多様化の時代に入ろうとしている」とし、赤色観光(革命ゆかりの地をめぐるツアー)の人気は高く、農村観光は今後益々発展しそうな勢いを見せているなど、文化と観光旅行は深く融合しているとした。そして「中国には自然だけでなく、人や文化といった豊かな観光資源があり、さらには整ったインフラとグリーンでスマートな移動のためのサービスも備えている」とし、将来的にはますます多くの人々が美しい山河や雅で趣のある中国の様々姿を楽しむために旅行に出かけることになるだろうとした。(編集TG)

「人民網日本語版」2023年3月5日

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