9月12日、2018年世界経済フォーラムのニュー・チャンピオンズ年次総会(2018夏季ダボスフォーラム)のプレスコンファレンスが北京で開かれた。国家発展・改革委員会、天津市政府、世界経済フォーラムの関係者がこれに出席し、年次総会に関する状況を紹介した。
天津市の趙海山副市長は、「今年は中国の改革開放40周年で、天津で6回目のニュー・チャンピオンズ年次総会が開かれる年でもあります。天津にとっては、さらに歴史的チャンスとなる時期であり、高速成長から高品質発展への変化を実現するカギとなる年です。今回のニュー・チャンピオンズ年次総会は年次総会のテーマをめぐり、世界経済情勢について深い討議を行い、世界経済ガバナンスに関連する問題を研究する予定です。年次総会が天津で開かれることは、改革が深化し、開放が拡大し、文明が進歩した中国を世界に見せるだけでなく、天津の国際的知名度を高め、天津の競争力と影響力を強化する最もよいチャンス、最大の舞台、最も広範な余地を提供するものでもあります。天津は念には念を入れた準備で、この年次総会を、安全で実務的でハイクラスの精彩ある国際会議にしたいと思います」と語った。
世界経済フォーラムマネージング・ディレクター兼ニュー・チャンピオンズ責任者のデイビッド・エイクマンは、「ハイテク分野の発展、特に人工知能産業という、これまでとは異なる新しい勢力が突然現れ、世界の産業発展の従来のルールを打ち破りました。今度の年次総会は、天津に多くの新興産業のニュー・チャンピオンズが集い、各分野におけるイノベーション発展について討議が行われる予定です」と語った。
2018年夏季ダボスフォーラムは、9月18~20日、天津梅江会議展覧センターで開催される。現段階ですでに90カ国余りの国・地域の政府官僚、学界の専門家、ビジネスリーダー、メディア代表ら計2000人余りの参加が確定している。(2018年9月13日 新華網)
人民中国インターネット版 2018年9月14日