【「一帯一路」10周年】中国とユーラシア地域の共同発展を促進する「一帯一路」

2023-09-26 16:41:00

「ユーラシア経済フォーラム2023」が現在、陝西省西安市で開催されており、51ヶ国・地域の政治家、実業家、学者らが金融協力、経済・貿易交流、科学技術革新、人的・文化的交流などについて存分に意見交換を行い、「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設イニシアティブ10周年にあたり、中国とユーラシアの経済・貿易協力の深化及び着実化の促進を提言している。新華社が伝えた。

フォーラムのメイン会場では、「一帯一路」イニシアティブ10周年映像写真展が特に参加者の注目を集めている。様々な分野をカバーする150点以上の作品の中でも、遠くからゆっくりと近づいてくる国際定期貨物列車「中欧班列」長安号の映像が特に目を引く。過去10年間で、長安号は年間運行本数が46本から4600本以上まで増え、単一路線から17の国際幹線路線となり、世界経済の発展に新たな原動力を注いだ。

陝西省社会科学院経済研究所の冉淑青副研究員は「陝西省は、国内・国際ルートを全方向的に配置して、陸空両港連絡輸送コンプレックスを構築し、スマート化の水準を高めることで、『集積センター』から『内陸国際物流ハブ』へと変貌しつつある。長安号の10年間の変化は、ユーラシア地域への中国の開放のレベルと質の飛躍を反映している」とした。

今年1~8月に、陝西省の対「一帯一路」共同建設国・地域輸出入は26.2%増加し、対ASEAN輸出入は13.1%増加した。多数のリーディングカンパニーが海外展開を加速し、海外で名声を博する中国ブランドとなった。

ユーラシア経済フォーラムは今年10回目を迎え、今年は中国の「一帯一路」共同建設イニシアティブ10周年にもあたっている。中国とユーラシア諸国との協力には広範な現実的ニーズと強固な民意の基盤があり、ユーラシア地域に向けて制度化された大規模な国際フォーラムであるユーラシア経済フォーラムは、すでに「一帯一路」共同建設の重要なプラットフォームとなっている。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年9月26日

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