ウィンウィンの実を結ぶ「一帯一路」エネルギー協力

2023-10-10 15:44:00

エネルギー協力は「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設の重要分野だ。過去10年間、中国は「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」原則を堅持し、「一帯一路」共同建設の枠組みで各国とエネルギー協力を強化し、数多くの価値ある成果を挙げてきた。新華社が伝えた。

「一帯一路」エネルギー協力のパートナーを継続して拡大 

「一帯一路」エネルギー大臣会議を2回、「一帯一路」エネルギー協力パートナーシップフォーラムを3回成功裏に開催し、 「一帯一路」エネルギー協力パートナーシップの参加国は、すでに33ヶ国に達した。「APEC持続可能なエネルギーセンター」や「中国・ASEANクリーンエネルギー協力センター」など、6つの地域エネルギー協力プラットフォームを立ち上げ、エネルギー分野における関係国・地域の共同発展と共同繁栄を促進してきた。

エネルギーインフラの連携を踏み込んで推進 

国境を跨ぐ石油・天然ガスパイプラインを発展させ続け、中国・中央アジア天然ガスパイプラインA/B/Cライン、中国・ミャンマー原油・天然ガスパイプライン、中露東ライン天然ガスパイプラインといった国境を跨ぐ石油・天然ガスパイプラインを完成させ、運用を開始。中国はロシアやモンゴルなど7ヶ国と電力相互接続プロジェクトを着実に推し進め、実施してきた。

重要な象徴的プロジェクトを完成 

ロシアのヤマルLNGプロジェクトやパキスタンのカロット水力発電所プロジェクトなど、重要な象徴的プロジェクトを完成させ、その運用を開始し、関係国・地域のエネルギー安全保障の確保、エネルギー供給の安定化、エネルギー構成の最適化、技術革新の促進などに重要な役割を果たしてきた。

国家エネルギー局の責任者は「『一帯一路』エネルギー協力は世界の経済的繁栄と社会的発展を促進する新たな原動力となり、世界のエネルギーガバナンス体制の変革を促進する新たな案を提示し、共同建設参加国の人々の幸福感を高めるうえで新たな貢献を果たしてきた」としている。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年10月9日

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