中国、国際的な競争力を持つ新エネ全産業チェーンを完成
国家エネルギー局の章建華局長は23日、「中国は国際的な競争力を持つ新エネルギー全産業チェーンを完成させ、世界のために80%以上の太陽光発電モジュール及び70%の風力発電設備を製造した」と述べた。新華社が伝えた。
章氏は山東省青島市で同日開幕した第3回「一帯一路」(the Belt and Road)エネルギー相会議で、「中国は過去10年で、世界の風力発電・太陽光発電プロジェクトの1kWh当たりの平均コストが累計でそれぞれ60%と80%以上の低下を推進した。中国の風力発電・太陽光発電製品は世界の200以上の国・地域に輸出されている。世界の供給を豊富にしただけでなく、エネルギーのグリーントランスフォーメーションと世界のエネルギー市場の安定維持に大きく貢献している」と述べた。
同時に中国の新エネルギー産業も急速な発展を遂げている。2023年末までの10年間で、中国の風力発電・太陽光発電の設備容量が10倍増加し、クリーンエネルギー発電設備容量が総発電設備容量に占める割合は58.2%。クリーンエネルギー消費がエネルギー消費全体に占める割合は15.5%から26.4%に向上した。
章氏は、「中国は整った風力発電・太陽光発電全産業チェーンの研究開発・設計及び統合生産システムを完成させた。高効率結晶シリコンやペロブスカイトなどの太陽電池技術の変換効率で何度も世界記録を更新し、量産化先進結晶シリコン太陽電池の変換効率は25%を超えた。陸上風力発電機の最大単体設備容量は10MWを超え、単体容量18MWの洋上風力発電機が順調にラインオフした」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年10月24日