「パンダ関連アイデア共有計画」発表 「最も萌える」都市を目指す都江堰

2024-10-30 09:39:00

10月27日は毎年恒例の「国際パンダデー」だ。成都市人民政府が主催する「パンダの故郷・ジャイアントパンダ文化クリエイティブコンテスト」の重要なイベントとして、「都江堰パンダ関連アイデア共有計画」の発表会が都江堰市で行われた。「一人あたりのジャイアントパンダ保有数が最も多い都市」として知られる都江堰は、都市単位で積極的にチームを組んでコンテストに参加し、成都の「パンダの故郷」という都市ブランドの構築を目指し、成都が世界的なジャイアントパンダ文化クリエイティブIPの拠点となるために、都江堰の力を発揮していくことを発表した。 

 

 

「都江堰パンダ関連アイデア共有計画」の重要な内容の一つとして、都江堰市は中国ジャイアントパンダ保護研究センターの支援のもと、可愛いジャイアントパンダ1頭を都江堰のキャラクターとして選出し、このパンダのイメージに基づいて、都江堰ならではの歴史、文化、自然環境を融合させた都江堰の都市ジャイアントパンダIP体系を構築すると発表した。 

この計画によると、都江堰市は市内の参加者がコンテストで設けられた彫刻、絵画、動画、ビジュアルデザイン、文化クリエイティブグッズデザイン、デジタル作品などの部門に参加するように積極的に取り組む。これにより、パンダIPの多様な表現と多元的な文化価値を発掘・展示し、パンダIPの都市の公共空間、文化観光産業、デジタル化応用などさまざまな場面での活用を推進する。 

 

 

中国共産党都江堰市委員会常務委員兼宣伝部長の李躍氏は、都江堰はジャイアントパンダIPの文化クリエイティブ資源の革新と実用化をさらに推進し、ジャイアントパンダ文化クリエイティブ産業の向上・強化に力を注ぎ、成都の「パンダ故郷」という都市ブランド力を強化し、成都が世界的なジャイアントパンダ文化クリエイティブIPの拠点となることに助力し、国際的な影響力、産業の牽引力、経済の推進力を持つジャイアントパンダ文化クリエイティブ産業の集積地を形成することに都江堰の力を貢献し、都江堰の「最も萌える」都市名刺を作り上げようとしていることを表明した。 

続いて開催されたジャイアントパンダ文化クリエイティブIP創作のテーマサロンで、中国国内の文化クリエイティブ企業の責任者や芸術家たちはジャイアントパンダ文化クリエイティブIPの創作や成果の実用化をテーマに対談を行った。 

 

 

都江堰投資集団の総経理兼文化観光集団の董事長である周小東氏はサロンで、都江堰パンダプロジェクトに関する協力機会リストを発表した。都江堰文化観光集団は、都江堰の観光地、趙公山地域および都江堰の都市部で、パンダテーマレストラン、パンダ文化クリエイティブ展示館、パンダテーマホテル、文化演芸ホール、トレンド夜市、パンダテーマストリートなど一連のプロジェクトを展開する計画だ。 

「パンダの故郷・ジャイアントパンダ文化クリエイティブコンテスト」審査委員会の共同委員長、世界的に有名な彫刻家、中国雑誌『彫塑』の編集委員傅翔氏は、世界各地のクリエイターが今回のコンテストに参加するように招き、国際的視野を持ち、将来性とイノベーションに満ちた作品の発表を期待していると述べた。また、彼はジャイアントパンダが中国の大自然から世界の文化的舞台に進出し、この土地の自然の奇跡と文化の魅力をより多くの人々に感じてもらえることを願っている。 

これまでに、日本や米国、トルコ、ニュージーランド、ウクライナ、ウルグアイ、ノルウェーなどの国地域から、100以上の芸術家、クリエイター、企業がコンテストに参加した。 

  

 

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