2025年世界インターネット大会烏鎮サミット、11月6-9日に浙江省烏鎮で開催へ
2025年世界インターネット大会烏鎮サミットの記者会見が10月17日、北京で行われた。人民網が伝えた。
今回の烏鎮サミットは11月6日から9日にかけて浙江省烏鎮で開催され、テーマは「開放・協力、安全・包摂的なデジタルスマート未来の共創――サイバー空間運命共同体の共同構築に向けて」。2025年は「サイバー空間運命共同体」理念が提唱されてから10周年に当たる。サミット期間中には、この理念の10周年を記念する理論シンポジウムが開かれ、提唱以来の理論的成果と実践的経験を総括し、各方面が連携して理念実現に向けたより広範な合意形成を図ることが、同記者会見への取材で分かった。
今回のサミットでは、「六小龍烏鎮対話」が特別に設けられ、深度求索(DeepSeek)や宇樹科技(Unitree Robotics)など先端テクノロジー企業の責任者が招かれ、グローバルなAI技術イノベーションの動向など最前線の話題について交流し、分野を超えた協力を通じて世界的課題に対応する道を探る。デジタル研修院は引き続きデジタルリテラシーとスキル向上の研修を実施し、世界のデジタル格差是正を推進する。また、「サイバー空間運命共同体構築の優秀事例」発表展示を通じ、模範的な実践を示しながら、科学技術イノベーションを社会福祉の拡大に結びつける方向性を示す。「インターネットの光」博覧会では、AIの最前線、AIエコシステム、AI+産業、AI+生活などの分野ごとにテーマ展示エリアを設け、初めてインターネット科学教育活動も実施される。先進テクノロジー賞には、34か国から400件を超える科学技術成果が応募されており、エンボディドAIや6Gなどの最先端分野を網羅している。受賞結果はサミット期間中に発表される。
また、世界インターネット大会傑出貢献賞も開幕式で発表される。すでに世界各地の200社近くが応募しており、企業の国際性と代表性はいずれも大きく向上している。さらに、「グローバル青年リーダープログラム」には、世界120近くの国・地域から1000人を超える優秀な若者が参加を申し込み、選ばれたリーダーたちは「青年とデジタル未来フォーラム」で若者の声を発信する予定だ。(編集ES)
「人民網日本語版」2025年10月20日