成都市新津区:文化観光消費シーンの多様性を向上
花の海に巨大なトウモロコシのオブジェを観賞できる新たな遊園地が湿地公園で運営開始…晩秋から初冬にかけての成都市新津区では、一連の多種多様な文化観光消費シーンが次々と打ち出され、多くの観光客などが引き寄せられた。
成都市新津区の「花舞世間」観光エリアでは、2024成都第1回巨大トウモロコシ芸術祭が盛大に行われている。中国国内の数十人の「大地の芸術家」が約20万本の四川産トウモロコシと葦を使い、動物、森、海、人的文化などのテーマをカバーするトウモロコシを主役とする「ファンタジー芸術の王国」を構築した。同芸術祭は、ユニークな芸術様式を通して、天府の国と呼ばれている四川でのトウモロコシの豊作を祝い、動物保護の意識を高め、人間と自然の調和のとれた共生といった素晴らしい雰囲気を醸成することを目的としている。
温かい冬の日差しの中、黄金色の「ファンタジー芸術の王国」が独特な魅力を放っている。超キュートな小鹿、屋内のスノーワールド、空からお花見のできる環状線などのアトラクションが、市民たちに与える情緒的価値を大いに高めた。
「見栄えのいいアートオブジェを設置しただけでなく、芸術祭の会場では、トウモロコシ・グラフィティ館、トウモロコシ運び屋、トウモロコシ輪投げ、トウモロコシ科学普及といった4つのインタラクティブ・アクティビティや、空からお花見のできる環状線、スノーワールドなどの複数のアトラクションも設けられて、市民たちが今回のトウモロコシ芸術祭の独特の魅力を没入的に体験することができます」と、「花舞世間」観光エリアのマーケティングディレクターの王坤氏は述べた。
イベント全体は12月15日まで続く。来場者はトウモロコシをテーマとする「ファンタジー芸術の王国」を訪れるほか、屋外に出て観光エリアで満開している色とりどりの花景色を満喫しながら、冬の新津を身近に感じるのもお勧め。
白鶴灘国家湿地公園では、新たに運営開始した遊園地がすでに子連れお出かけの最新の人気スポットとなっている。同遊園地には、砂場、ジャングルジム、ブランコ、滑り台、シーソーなどの遊具や関連施設がそろっており、子供たちの様々なニーズを満たすことができる。
豊かな文化観光消費シーンに加え、まもなく開催する「悦冬季」も同じく素晴らしさ満載のイベントだ。「悦冬季」イベントの会期中には、菜の花畑を楽しむだけでなく、錦繍花灯・煌びやかな農業博覧会や「希望に満ちた田野で」成都農村音楽祭、「新年楽購、津彩生活」新春グルメバザー、大晦日の長街宴、ブラインドボックスの提灯なぞなぞで千年前にタイムスリップなどのシリーズイベントを通じて、一般市民や観光客が新津の熱情と活力を実感できる。