進化するフルーツ王国
本格的な夏を迎えたばかりの新疆では、
まだ露地もののブドウやイチジクは熟していなかったが、
それでもやはりフルーツに触れないわけにはいかないだろう。
都市ではどの街角にもフルーツ屋台があり、
スイカやハミ瓜、
アンズなどが大量に売られていた。
農民画家のプライド
カシュガル市に隣接する疏附県では、
農村の楽器作りの伝統を観光資源とした開発を進めているという。
このあたりの村では150年に及ぶ楽器作りの伝統があり、
現在も500人以上の農民が楽器を製作しているという。
2000年には国務院が「中国新疆民族楽器村」の名称使用を許可し、12年には無形文化遺産生産性保護モデル基地に登録されている。
2人目の日本人客になってみませんか?
なぜか、
不思議になごめる回族の美食街だ。
ウルムチ市西北、
市の中心から30キロほどの位置にある昌吉には、
昌吉回民小吃街がある。
回族料理のレストランや菓子店が並ぶが、
菓子まですべて清真になっている。
撮影天国の住人たち
カシュガルの高台民居はウイグル族が古くから住むエリアで、
1000年もの歴史があるそうだ。
それだけに写真を撮影したくなるポイントだらけだが、
住民はカメラを向ける観光客にとても協力的だ。
宗教的な理由で顔を隠す女性もいるが、
子どもや男性は笑いかけたりポーズを取ったりしてくれる。
新疆グルメの祭典を体験
新疆の美食も紹介しないわけにはいかないだろう。
ちょうど、
第4回を数えるカシュガル国際観光文化グルメフェスティバルが、
第9回中国新疆カシュガル・中央アジア・南アジア商品フェア(喀交会)
と時を同じくして開催されていた。
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