「嫦娥3号」とは |
嫦娥3号は中国国家航天局嫦娥プロジェクト第2段階の月探査機で、ランダー(着陸機)と月面ローバー「玉兎号」によって構成される。嫦娥3号は初の月面軟着陸と自動探査を実施し、月内部の物質成分を収集し分析を行い、第1期プロジェクトの「表面の探査」を「内部の探査」に拡大する。嫦娥3号のランダーは固定され、月面ローバーは月面を90日間探査する。 |
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「嫦娥3号」の目標 |
(1)月面着陸、月面探査・観測、深宇宙通信システム・遠隔操作、深宇宙探査キャリアロケット打上げなどの重要技術の突破による、宇宙技術水準の向上。
(2)月面着陸機と月面ローバーの開発、地上深宇宙ステーションの建設、キャリアロケット・月探査機・発射場・深宇宙コントロールステーション・地上応用などを含む機能モジュールの獲得による、月面着陸・月探査の基本能力の形成。
(3)月探査宇宙プロジェクトの基本構造の形成、重大プロジェクト実施の科学的・効果的な技術方法の形成。 |
「嫦娥3号」の任務 |
(1)月面の形状と地質構造の調査。
(2)月面物質の成分と利用可能な資源の調査。
(3)地球のプラズマ層の観測と月からの天体観測。 |
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