トマト、赤唐辛子、豚肉の三つの赤い食材（紅）をたたき刻んで（剁）炒め合わせることからこの名が付いた、雲南の郷土料理です。赤青２色の唐辛子を入れることでより香りと味に奥行きが出ますが、生の赤唐辛子が手に入らなければ緑のものだけでも良いです。トマトの酸味が爽やかで、ご飯に載せれば暑い夏でも食欲全開。トマトから水分が出るので、味付けは一番最後にしてください。好みで醤油や砂糖で味付けしてもおいしいです。 

つくり方 

① 唐辛子は小さなさいの目、トマトはさいの目、ショウガとニンニクはみじんにそれぞれ切る 

② 鍋に油を熱し、あまり熱くなりすぎないうちにショウガとニンニクを入れて炒め、香りを出す。ひき肉、酒大さじ１を入れて炒め続ける 

③ 肉の色が変わったらトマトを入れ、焦げ付かないよう気を付けながらトマトにすっかり火が通るまで炒める 

④ 唐辛子を入れてさっと炒め、塩で味を整える