『瞭望東方週刊』 歩行者天国の改修

2019-10-11 16:37:26

 

 中国で面積が2万平方㍍以上の歩行者天国は2100カ所余りある。従来商業の重要な発展地として、歩行者天国は消費者のニーズを満たす大きな役割を果たしてきた。しかし近年、インターネット通販の急速な発展に伴い、中国の実店舗、特にデパートなど小売業界は大きな打撃を受けた。その上、多くの歩行者天国は建設した際、長期的な計画を立てていなかったため、それぞれの特徴が欠落し、施設とサービスもだんだん時代遅れとなり、低品質で単一化し、以前の繁栄を失ってしまった。昨年末、中国の商務部は大型総合実店舗のモデルチェンジを促進するため、「歩行者天国の改修・グレードアップのモデル建設に関する通知」を発表した。そして、全国の改修モデルとするため、北京市の王府井大街、上海市の南京路、成都市の寛窄巷子など11の歩行者天国で改修プロジェクトを実施し、国際的で先進的な歩行者天国をつくると決定した。今後3年間、各大都市で3050のより素晴らしい歩行者天国を建設し、他の都市でも現地の特色ある歩行者天国をつくっていく予定だ。

 

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