ますます重くなるかばんが子どもたちの腰を曲げつつある。小中学生の重すぎる学業負担は、現在の教育改革のかぎとなっているが、教育部はこのたび、『小学生負担削減十項目の規定』を制定して、社会に向けて広く意見を求めた。この規定の内容は現住地付近の学校への入学、「ゼロから出発」の教育、宿題の減少、試験の規範化、規定違反となる補習の禁止、体育の時間の確保などの十項目である。かばんの重さを軽減させる一方で、子どもの心理的プレッシャーをも緩和すべきだと、保護者および社会各界は望んでいる。(文・写真=馮進)