【ベイエリア経済】
沿海に分布する港や町のグループで形成された経済波及効果を指す。広東省の広州、深圳、珠海など九つの市と香港・澳門(マカオ)という二つの特別行政区が形成する広東・香港・マカオビッグベイエリア都市群こそ、中国初の「ベイエリア経済」ベルトに認定された都市群だ。2017年、李克強国務院総理は政府活動報告で「大陸部と香港・マカオが協力を深めるのを後押しし、香港・マカオの独特の優位性を発揮させ、国の経済発展と対外開放における香港・マカオの地位と機能を高める必要がある」と述べた。これから、広東・香港・マカオビッグベイエリア都市群は東京湾、ニューヨーク湾、サンフランシスコ湾などの世界一流のベイエリア経済ベルトと正面から競争することになる。