『我在央視当台長』 楊偉光 口述 劉世英 代筆・整理

2017-12-13 14:55:40

 著者の楊偉光(1935~2014年)は1985年から99年までの間に中央テレビ局副局長と局長を担任した。彼の在任期間こそ中央テレビ局が改革力を最大に発揮し、最も成果を挙げた時期だった。彼の指導の下で中央テレビ局は録画放送から生放送に切り替え、カメラのレンズを役人から一般人に向けた。ニュース番組でも画期的な改革を行い、「東方時空」「焦点訪談」「実話実説」「新聞調査」などの有名な番組を制作し、大量の人材を採用して中央テレビ局を負債と硬直と創造力欠如の窮地から脱却させ、本当の意味での「中国一のメディア」に発展させた。本書には長期間中央テレビ局局長に在任していた楊が何を行い、何を考えていたのかが書かれており、一つの国営テレビ局と多くの有名テレビ関係者の発展と成長の歴史の側面も描写している。 (新星出版社 2017年8月 69元)
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