経済成長が本格化した1990年代初頭以降の中国企業は、企業のイメージ戦略(CI:コーポレートアイデンティティー)を目的に、日本企業を手本としたロゴデザインを重視するようになり、このブームは中国全土の企業に広まった。
「経営をビジュアル的に考えよう 中国企業ロゴデザイン展」と名付けられた同展では、中国の有名企業のロゴを中心に約60点をパネルで紹介。経済、政治、生活、言語、文化など、多くの要素を含む中国のロゴデザインの力を伝える。初日の20日は、文化研究者でデザイナーの王超鷹氏による講演「成功する中国企業の秘訣——ロゴデザインの考え方」が13時半から行われ、15時から開幕式、15時半からは中日企業家による交流会が開かれる。
日時:3月20日〜29日(土日祝休み) 10:30〜17:30
場所:中国文化センター(東京都港区虎ノ門3-5-1 37森ビル1F)
料金:入場無料