蹴鞠で見る文化交流の変遷
2021-08-19 13:55:55
2006年に中国初の国家級無形文化遺産の一つとして登録され、古代中国で生まれた革製の「まり」を蹴り合う球技「蹴鞠」。2000年以上前に現在の山東省淄博市臨淄区で始まったとされる蹴鞠が、国外に伝わってサッカーに姿を変えたことは、2004年7月15日にFIFA(国際サッカー連盟)から正式に認定された。日本にも唐代に伝わり、日本の伝統文化として受け継がれてきた。
東京の中国文化センターでは特別展「山東の蹴鞠の歴史と文化観光写真展」を開催。再現された古代の鞠をはじめ、中国が誇る国家級無形文化遺産の発祥や変遷、対外交流の歴史などを紹介する。
会期:8月17日(火)~8月27日 (金)10:30~17:30
(土日祝休館・最終日は13:00まで)