中華人民共和国第14回全国運動会

2021-11-30 10:14:54


9月15日、中華人民共和国第14回全国運動会の開会式が陝西省西安市のオリンピックセンター・スタジアムで開かれた。同大会が中西部の都市で開催されるのは初めてのことだ。中国郵政は同日に、「中華人民共和国第14回全国運動会」の記念切手2枚1セットと小型シート1枚を発売した。躍動感を出すため、切手は平行四辺形にデザインされ、射撃競技とボート競技を描いている。

射撃競技は中国が長年メダルを獲得しているスポーツの一つだ。中国のオリンピック史上初の金メダルは、1984年ロサンゼルスオリンピックで射撃競技の許海峰選手が獲得したものだった。今年の東京オリンピックでの初金メダルも中国の射撃の楊倩選手が獲得したものだ。切手のメインイラストには女子ピストル選手、背景には大会の開会式が行われた西安オリンピックセンター・スタジアム、左隅には大会のエンブレムが描かれている。

ボート競技は、近年、中国で急速に成長しているスポーツだ。2008年に開催された北京オリンピックで、ボート代表チームが女子4人スカルで中国初のオリンピック金メダルを獲得した。今年の東京オリンピックで、中国は再び女子4人スカルで金メダルを獲得した。また、男子ダブルスカルで獲得した銅メダルは、アジアの男子ボート競技史上初のメダルだ。切手のメインイラストには男子4人スカル、背景には西安市のランドマークである大雁塔と鐘楼、左隅には陝西省の秦嶺山脈に生息する4種の国宝級動物、トキ、パンダ、ターキンとキンシコウをモチーフにしたマスコットが描かれている。中国郵政2021年9月15日発売)

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