癸卯の年
2023-02-13 10:59:00
中国郵政は1月5日、ウサギ年の干支記念切手「癸卯の年」2枚1セットを発売した。名称はそれぞれ「癸卯寄福」と「同円共生」。同切手は第4弾の中国干支切手のうちの8セット目だ。
「癸卯寄福」には、右手にペンを持ち、左手に手紙を持っている青色のウサギが、新春の祝福を手紙に書いて送る様子が描かれている。青色のウサギ(藍兎)は、青写真(藍図)と発音が同じで、より素晴らしい未来という意味が込められている。
「同円共生」には、3羽のウサギが頭と尾を寄せ、追い掛け合う様子が描かれ、背景には「薬をつく玉兎」の模様が配され、めでたいことが次々と尽きないという意味が込められており、これにより、新型コロナウイルス感染症の流行が一日も早く終わり、皆が平穏かつ健康に暮らせるようにとの心からの願いが表現されている。
同切手の作者は著名芸術家・黄永玉氏(98)。黄氏はかつて1980年と2016年のサル年の干支切手もデザインした。中でも1980年の切手は新中国初の干支切手新中国初の干支切手でもあった。