アニメ―九色の鹿
2023-07-12 12:15:00
国際児童デーの6月1日、中国郵政は「アニメ―九色の鹿」特殊切手5枚1セットを発売した。絵柄はそれぞれ「神鹿の出現」「万物に優しい」「人を救うことがもたらす災厄」「神鹿がわなにかかる」「神力で危機を脱す」だ。
上海美術映画製作所は1981年、敦煌の莫高窟の第257石窟の壁画 『鹿王本生』 を題材に、分のアニメ『九色の鹿』を制作した。同アニメは、敦煌壁画の色彩様式を採用し、工筆重彩画の筆致で描かれた。しばしば困っている人を助けていた九色の鹿が、ある日、溺れているヘビ使いを助けるが、ヘビ使いは賞金のために九色の鹿の居場所を国王に教えてしまう。最後に、九色の鹿は神力で危機を脱し、ヘビ使いは受けるべき報いを受けるという物語だ。
「神鹿の出現」は、荒涼としたゴビ砂漠に現れた九色の神鹿が、道に迷ったペルシャ商人に道を教える様子を描いている。「万物に優しい」は、危険に陥った動物をよく助ける善良な九色の鹿が、さまざまな動物に愛されているシーンを表現している。「人を救うことがもたらす災厄」は、九色の鹿が溺れているヘビ使いを岸まで運ぶ様子を描いている。 「神鹿がわなにかかる」は、ヘビ使いが国王に密告した後、再び溺れたふりをして、九色の鹿をわなにかけるシーンを表現している。「神力で危機を脱す」は、九色の鹿が光を発し、兵士たちが放った矢を灰にするシーン。