太行山

2023-11-03 16:02:00

 

中国郵政は9月3日、「太行山」 特別切手6枚1セットを 発売した。絵柄はそれぞれ「居庸関」「白石山」「八泉峡」「王 嶺」「郭亮トンネル」「王屋山」だ。  

北京市、河北省、山西省、河南省の四つの省・直轄市にま たがる400㌔以上に及ぶ太行山脈は、華北平原と黄土高原の境界線であり、3段階に分けられる中国の地勢のうち第2段階の最東端に位置し、豊かな自然と人文景観を有しており、「天下の脊梁」とも呼ばれている。  

同切手は、水墨画の形式を採用し、四つの省・直轄市にある六つの太行山の有名な景勝地を描いている。「居庸関」北京市昌平区にあり、「天下第一雄関」と呼ばれる。「白石山」は太行山の最北端、 河北省保定市淶源県にあり、上部が10億年前に形成された白い大理石で、下部が1億4000万 年前に形成された赤色の花崗岩だ。山西省長治市壺関県に ある「八泉峡」 は、 太行山で一番きれいな峡谷で、 同省の晋 城市陵川県にある「王莽嶺」は、南太行山の一番高くて険 しい山だ。河南省輝県にある「郭亮トンネル」は、山奥の郭亮村の村民たちが1970年代に簡単な道具で切り開いた「壁にかかった道路」だ。河南省済源市にある王屋山は道教の名山で、中国古代の思想書『列子』湯問篇にある有名な故事「愚公移山(愚公、山を移す)の発祥の地という。 

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