水墨画家・崔如琢の美術館が東京で開館

2019-07-19 17:21:45

 

現代中国水墨画家として名を知られる崔如琢の作品を展示する「崔如琢陽光美術館」が、713日に東京で開館した。特別展「太璞如琢——崔如琢芸術東京大展」も当日開催され、崔如琢の代表作を含む山水や花鳥画など、主要作品80点あまりが展示された。

崔如琢陽光美術館は静岡県伊東市に開館している崔如琢美術館につぎ、日本では2館目の崔如琢作品を展示するための個人美術館となる。両館とも財団法人陽光美術館と教育家の関口勝利氏の支援により、中日民間文化交流の結晶として建てられた。関口氏は2012年の中国旅行で崔如琢の作品に大きな感銘を受けたのを契機に、同年伊豆の崔如琢美術館を開館。今回開館した東京の崔如琢陽光美術館では、崔如琢作品の展示、収蔵、研究を中心に展開し、東洋美術の現代化研究とプロモーションに重点を置く。

 

崔如琢氏は開館式で記者の質問に対し「中日両国は一衣帯水で、文化の源流を同じくしている。日本で美術館を開館したことで、中日両国の間の架け橋となり、互いの絵画と書道芸術を学び合うことで、東洋文化の発展の推進と、世界における東洋の伝統芸術の影響力の復興を目指したい」と抱負を語った。(写真提供:崔如琢陽光美術館

 

 

 

人民中国インターネット版 2019719

関連文章