創価学会の青年代表団が訪中 北京や新疆などを訪問へ

2024-05-29 16:48:00

「縁の桜は輝き増して、友好の万代なるを、語り継げり。我も称えん、心の庭に、友誼の桜は、永遠なりと」。 5月26日夜、周恩来総理夫妻と創価大学の創立者・池田大作氏の友誼をうたった曲「桜花縁」が合唱され、同大学の青年代表団訪中が幕を開けた。人民網が報じた。

中国人民対外友好協会と中日友好協会の招きを受けた創価学会の青年代表団が現在、中日両国の「青少年交流の強化に関する覚書」の枠組み下で、中国を交流訪問している。26日夜に開かれた歓迎レセプションにおいて、中国人民対外友好協会の袁敏道副会長は、「創価学会は、池田大作名誉会長の指導の下、中日友好事業の第一線に立ち続け、中日関係の再建と発展を促進し、両国の国民が友誼を深めるために多大な貢献をしてきた。池田大作名誉会長が初めて中国を訪問し、周恩来総理と会見してから今年で50周年を迎えた。このような記念すべき年に、原田稔会長が自ら創価学会代表団を率いて訪中したことは、創価学会の池田大作名誉会長の遺志を継ぎ、発揚し、中日友好促進に力を入れるという信念と決意を示している」と歓迎した。

創価学会の原田稔会長は、「1974年、池田名誉会長と共に中国を訪問した際、働く人たちの生き生きとした姿がとても印象深かった。当時、池田名誉会長は、『将来、中国は必ず素晴らしい国になる』と断言し、『両国の青年は世代を超えた友好を堅持しなければならない』と語っていた。50年後の今、中国社会は無限の活力を放っており、池田名誉会長の判断が正しかったことを証明している。今回の訪中団は、日本の青年100人からなり、中日友好事業を継承するという栄光ある使命を背負っている。メンバーが中国の青年と積極的に交流し、中国の社会、経済の急発展、激変をしみじみと感じ、視野を広げ、理解を深め、両国の親睦を深めるために努力し続けることを願っている」と語った。

1978年、当時の創価学会会長だった池田大作氏は、周恩来総理と鄧穎超夫人との深い友情をうたった「桜花縁——鄧穎超女士に贈る」と題する詩を書いた。1993年1月、東方歌舞団がその詩に曲を付けて、演奏した。その時から、「桜花縁」は中日両国の友誼を象徴する歌曲となり、多くの人に歌い継がれてきた。

代表団のほとんどのメンバーは今回が中国初訪問となる。1週間にわたる訪問において、代表団は北京や天津、烏魯木斉(ウルムチ)、吐魯番(トルファン)、深センなどを訪問し、文化史跡・遺跡を見学するほか、中国の青年との交流も行い、活力ある中国を体感する。今回の訪問で、中日両国の友好に「若々しい力」が注ぎ込まれることだろう。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年5月28日