資料・画像提供=中国文化センター
元々は長崎新地中華街の人々が中国の旧正月(春節)を祝う行事だった長崎ランタンフェスティバルは、1994年に規模を拡大し、今や長崎の冬の風物詩として全国から観光客を受け入れる一大イベントに成長した。期間中、街中にぶら下げられる約1万5000個のランタンと、各会場の大小さまざまなオブジェが長崎の街を幻想的に彩り、毎年訪れる100万あまりの人々を魅了する。来年の春節に行われるイベントには、浙江省金華の地方劇を演じる浙江婺劇(ぶげき)団を招き、会場に華を添える。
浙江婺劇団は1956年に設立され、演目のひとつである「断橋」は「天下第一の橋」と称えられた。近年は毎年600以上の公演を行い、30以上の国と地域で文化交流公演と興行を行っている。公演はフェスティバルの各会場で、2月22日から26日まで連日行われる予定。
2018長崎ランタンフェスティバル概要
期間:2018年2月16日(金)〜3月4日(日)
場所:新地中華街会場、中央公園会場、唐人屋敷会場 他
公式HP:http://www.at-nagasaki.jp/festival/lantern/
浙江婺劇団出演スケジュール
①2月22日(木)18:00〜19:00(中央公園会場)
②2月23日(金)17:20〜18:20(孔子廟会場)
③2月24日(土)14:00〜15:00(新地湊公園会場)
④2月25日(日)16:30〜17:30(新地湊公園会場)
⑤2月26日(月)18:00〜19:00(中央公園会場)
演目
1、民間芸術「九節龍(きゅうせつりゅう)」
2、婺劇の名場面「天女散花(てんにょさんか)」
3、婺劇の名場面「三岔口(さんちゃこう)」
4、婺劇の名場面「呂布試馬(りょふしば)」
5、婺劇の名場面「金猴鬧春(きんこうとうしゅん)」
6、徽胡(ホイフー・きこ)独奏「徽調(ホイチャオ・きちょう)」
7、嗩吶独奏「打棗(ダーザオ)」
8、葫芦絲独奏「月下の鳳尾竹(フェンウェィジュー・ほうびちく)」