第14回「中国人の日本語作文コンクール」が北京で開催

2018-12-13 09:40:21

 日本僑報社、在中国日本大使館の共催による「第14回中国人日本語作文コンクール」の表彰式が12日、北京の日本大使館で行われました。今回の作文コンクールでは、「中国の若者が見つけた日本の新しい魅力」、「日本の『中国語の日』に私ができること」、「心に残る、先生のあの言葉」という3つのテーマで全国28省市・自治区の235校の大学、専門学校、高校などから、計4288本もの作品が寄せられました。  

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挨拶する日本僑報社の段躍中社長

 厳正な審査の結果、中国の若者が見つけた日本の新しい魅力を巡る「車椅子で東京オリンピックへ行く!」が最優秀賞・日本大使賞を受賞し、この他に一等賞5人、二等賞15人、三等賞60人が選出されました。日本僑報社の段躍中社長は最優秀賞について、「若者ならではの感受性があった。お婆ちゃんを連れて車椅子でも東京オリンピックを見せたいという考えは、彼女らしい発想で素晴らしく、インパクトがあった」と感想を述べました。そして、14年間続けてきたコンクールの変化については、「応募者の人数が増え、作文の質も年々高まっている。レベルが高くなっているため、審査も難しい」と話しました。  

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最優秀賞・日本大使賞を受賞した黄安琪さん(右)

 最優秀賞を獲得した復旦大学の黄安琪さんは「日本語教師の紹介でコンクールを知り、参加できてとても良かったと思う。副賞として日本への訪問では多くの偉い人に会えると聞いている。私が将来就きたい国際コミュニケーション関係の仕事に役立つかもしれないので、とても楽しみにしている」と受賞の喜びを語りました。

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スピーチする一等賞の受賞者劉玲さん

 表彰式後には、最優秀賞と一等賞の受賞者たちによるスピーチが行われ、「優秀指導教師賞」も発表されました。

 中国人の日本語作文コンクール」は、中日間の相互理解と文化交流の促進を目的に2005年にスタートし、これまでに中国全土の300校を超える大学や大学院、専門学校などから、のべ4万1490人の作文が寄せられたということです。(CRIより、取材&写真=とんとん、瀋圓)

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記念撮影

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