西安交通大学の学生が歌声で平和を祈願
2023-06-28 17:08:00
6月24日に沖縄県那覇市で開催されたシンポジウム「沖縄を平和のハブとする東アジア対話交流」には、玉城デニー沖縄県知事や鳩山由紀夫元首相を含む日本と中国の有識者、財界人、若者ら11人が登壇した。このシンポジウムでは、周辺国との対話と交流を深めることが戦争回避と平和構築のためにいかに重要であるかを確認した。
シンポジウムのオープニングセレモニーでは、中国の西安交通大学外国語学院3年生の史欣雨さんと兪心然さんが歌い手を務めた協賛映像「小さな祈り」が放映された。この曲は、2020年初めに西安交通大学外国語学院の金中教授が作詞し、人文学院博士課程の張珊さんが作曲と歌唱を担当した新型コロナウイルス感染症との戦いをテーマとする歌「定能挺過去」(「必ず乗り越えられる」)が日本に伝わり、東京の作詞家である青山紳一郎さんの共感を呼び、「定能挺過去」のメロディーを使って日本語の歌詞「小さな祈り」が作られたものだ。
なお、オリジナル版の歌は中国出身の歌手であり、上海師範大学音楽学院の教員でもあるユウ燕(潘幽燕)さんが担当している。