レポート 10周年迎えたPanda杯
2024-12-02 14:03:00
「Panda杯全日本青年作文コンクール」(以下、Panda杯)は今年で10周年を迎えた。本コンクールは人民中国雑誌社(現在の中国外文局アジア太平洋広報センター〈人民中国雑誌社、中国報道雑誌社〉)、駐日本中国大使館、日本科学協会が共催し、「わたしと中国」というテーマで16~35歳の日本人を対象に作文を募り、受賞者を訪中研修に招待している。この10年で日本全国から6000人以上の若者が投稿し、自身と中国との縁を語り、中国の印象を分かち合ってきた。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、2020~22年まで受賞者の訪中活動は一時停止していた。しかし出会いの季節は必ず来るもので、今年、20年と21年度の受賞者計34人が中国を訪れ、数年ぶりの中国旅行を実現した。9月21日に北京の地を踏んだ訪中団は23日に北京で待ち望んだ表彰式に出席した。その後、2班に分かれ、それぞれ江蘇省蘇州と四川省成都へ向かい、28日に日本に帰国し、1週間の短い旅を終わらせた。