『親身になる——ブラウンによる中国からの手紙』の著者が習近平総書記から返事をもらう 本書の特徴とは?

2019-02-04 12:45:44

 

習近平総書記の返事全文

 

手紙と寄贈書受け取りました。新たな本をまた出版したことをお祝いします。

アモイは良いところです。あそこはあなたの第二の故郷であり、私が働いた場所でもあり、素晴らしい記憶が数多く残っています。厦門大学で30年教鞭を執ったあなたは、人生の貴重な時間を中国の教育事業に捧げました。このような深いアモイへの愛、中国への愛に、私は甚く感動しました。

中国の改革開放の目撃者として、近年、あなたはアモイのために、福建のために代弁し、世界へ向けて情熱的に真実の中国の物語を語りました。私はこのような「親身さ」を称賛します。手紙の中には、中国の未来がよく見えたと書かれていました。私は、あなたがより繁栄と進歩を重ね、幸福に満ちた中国を、世界と人類により幸せをもたらす中国を目撃し、あなたが書く中国の物語もきっとより精彩を放つことを信じています。

間もなく春節を迎え、新年の挨拶を送ります。あなたの家族が「幸福健康」で、一生「長く幸せ」でありますように。

201921

習近平

 

21日、旧暦の新年が間もなく訪れる頃、習近平総書記は厦門(アモイ)大学管理学院の外国人教授ウィリアムブラウン氏に手紙の返事を送り、氏の『親身になる——ブラウンによる中国からの手紙』の出版を祝い、氏が人生の30年という貴重な時間を中国の教育事業に捧げたことを感謝するとともに、氏の家族の「幸福健康」と一生「長く幸せ」であることを祝った。

昨年1222日、ウィリアムブラウン教授は新書『親身になる——ブラウンによる中国からの手紙』を出版した。本書は中国外文局に属する外文出版社によって中国語版と英語版が出版された。本書は企画や編集から出版に至るまで3年近くかかり、編集チームは1000通に上る家族との手紙の中から47通を選りすぐった。それらの手紙はさまざまな年代のアモイおよび中国の様相の変化を示している。1980年代のぬかるんだ道路から今日の現代的な都市インフラになるまで、ウィリアムブラウン教授が中国に行くのを認めなかった父親が、徐々に手紙の中で中国を理解し、息子の選択を認めるようになるまで、この米国人の物語は中国の改革開放40年の歴史的過程を生き生きと反映している。

 

昨年1222日、『親身になる——ブラウンによる中国からの手紙』の初発行式が厦門大学で開かれた

 

新書の発行式後、ウィリアムブラウン教授は習総書記に手紙を書き、本書を同封して送った。習総書記はウィリアムブラウン教授への返信で次のように述べている。「改革開放の目撃者として、近年、あなたはアモイのために、福建のために、世界へ向けて情熱的に真実の中国の物語を語りました。私はこのような『親身さ』を称賛します。手紙の中には、中国の未来がよく見えたと書かれていました。私は、あなたがより繁栄と進歩を重ね、幸福に満ちた中国を、世界と人類により幸せをもたらす中国を目撃し、あなたが書く中国の物語もきっとより精彩を放つことを信じています」

ウィリアムブラウン教授は1956年生まれの米国人だ。1988年に米国ファーストトレード証券バイスプレジデントの職を辞して、家族でアモイにやって来た。厦門大学管理学院MBAセンターで教え、もう30年になる。彼は初めてアモイに定住した外国人であり、福建省で永住権を取得した初めての外国人であり、中国の大学で初めてMBAコースを導入した外国人教師の一人だった。これまで国家外国専門家友誼賞、福建省栄誉公民、アモイ市栄誉市民などの称号を得ている。『魅力的なアモイ』『魅力的な福建』『魅力的な泉州』など多数の著書がある。

 

厦門大学のウィリアムブラウン教授(米)

 

中国での30年の生活は、ウィリアムブラウン教授自身の言葉を借りれば、「中国は世界の歴史上最も注目される変化が起きた」だ。ウィリアムブラウン教授はこれらの変化の経験者であり、目撃者であり、伝播者である。彼はまた、ビン南語(福建地方の方言)を使って自信満々に、「私はアモイ人だ」とよく言う。

ウィリアムブラウン教授はこれらの頻繁に変化する物語をどうやって記録したのか。それは、米国の家族に宛てた手紙によってだ。ウィリアムブラウン教授が中国に来たばかりの時、彼の家族や友人は彼の選択について、なぜ十分な利益を見込める会社を捨てて中国に行ったのか、と質問した。そのため、彼は19889月から手紙という形で、家族に中国での生活を教えながらそれを記録した。それには、中国で過ごした初の新年、自動車による80日間の中国旅行、初の「投票」、中国で迎えた結婚20周年なども含まれる。これら貴重な手紙は、開放し発展する中国を家族に見せ、中国に対する家族の印象を変え、彼が中国を選んだ理由を後押しする助けになった。30年の歳月を経て、年月の温もりと面影が満ちたこれらの手紙によって、『親身になる——ブラウンによる中国からの手紙』の出版が成功し、この物語の意味と価値が生まれた。

 

本書の出版は、世界に向けて中国の改革開放の成果をアピールし、開放的で包摂的な福建のイメージを対外的につくり、改革開放の過程にあったアモイの過去の出来事と物語を生き生きと説明し、独特な価値と役割を持っている。本書は国内外の読者に向けて、躍動感があり、リアルで感動的な中国、および著者一家の中国への深い愛を見せている。(戚易斌=文)

 

人民中国インターネット版 201924

 

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