習近平主席、IOCのバッハ会長と北京で会談
習近平国家主席は25日午後、釣魚台国賓館で国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と会談しました。
習主席は、「中国はまもなく旧暦の正月を迎える。中国でバッハ会長と共に春節を迎えることを嬉しく思う」としたうえで、「6年余りの準備を経て、北京冬季オリンピックの準備作業はすべて整い、大会は予定通り順調に開催される。北京冬季オリンピック開催は、中国人民だけでなく、国際社会からも支持されている。今回の大会には、約90の国と地域から3000人近くのアスリートが参加する。競技種目数、金メダル数ともに冬季オリンピック最多となり、より多くの選手が夢を実現するチャンスを得ている。私たちはアスリートファーストで、競技施設などのハード面、ソフト面のセキュリティを高め、全ての面で充実したサービスを提供できるよう最大限の努力をしている。参加者と関係者、そして中国人民の健康と安全を守る十分な自信がある」と述べました。
バッハ会長は会見に先立ち、中国語で中国人民に春節の祝福を伝えたうえで、「中国当局と中国人民の共同努力のもと、北京冬季オリンピックの各準備作業はとても順調に行われた。すばらしい会場、徹底した感染症対策、持続可能な運営理念の先進性に感嘆した。私たちは中国の効率性、決意、活力を賞賛する。国際オリンピック委員会および各国のアスリートへの温かいもてなしと万全の手配に感謝したい。中国の力強い措置により、今大会が安全かつ円滑に成功し、世界各国の選手が共に北京に集い、大会が大いに盛り上がることを確信している」と示しました。(RYU、鳴海)