【「一帯一路」10周年】活気に溢れ活力を増す 「一帯一路」は 新たな「中国の名刺」に

2023-09-18 17:00:00

早くも2000年前、古代のシルクロードでは、絹織物、茶葉、陶磁器など中国の特色を最も備える取引商品が「中国の名刺」となっていた。2000年後の今日、「一帯一路」(the Belt and Road)建設の深い推進に伴い、歴史あるシルクロードは日増しに活気に溢れ、活力を増している。中国新聞社が伝えた。

高速鉄道は、世界へと向かう中国の「国の名刺」の一つだ。近年、快適でスピーディーな高速鉄道は国内外のSNS上で度々称賛を得ており、「未来へ向かう列車」と呼ぶ外国のネットユーザーもいる。9月7日、中国とインドネシアが協力して建設したジャカルターバンドン高速鉄道が開通し、両都市間の移動における最短所要時間が3時間半から40分にまで縮まった。10月初めには正式に乗車券が発売され、営業運転が始まる。これは、「一帯一路」共同建設国であるインドネシアが「高速鉄道時代」に入ることを意味する。

過去10年間、中国は「一帯一路」共同建設各国と協力して、数多くの港湾、道路、橋を建設してきた。ネットワーク効果と乗数効果を持つ数多くのインフラは、共同建設国の持続可能な経済・社会発展を支えるための基礎となった。中国港湾ナイジェリア・レッキ港有限責任公司の杜若罡社長は取材で「今年1月に開港したナイジェリアのレッキ港は、中国企業が初めて海外で投資・建設・運営一体化モデルで実施した持株港湾事業だ」と述べた。試算では、45年間のコンセッション期間に、レッキ港はナイジェリアのGDPを3610億ドル(1ドルは約147.5円)押し上げ、17万人の雇用を創出し、直接・間接的に1580億ドルの商業収入をもたらすことが見込まれる。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年9月15日

 

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