中国国内外の企業・機関多数が参加 サプライチェーン博覧会がつなぐもの

2023-11-30 14:32:00

第1回中国国際サプライチェーン促進博覧会が28日に北京で開幕した。「世界をつなぎ、共に未来を創る」をテーマに5日間開催される。サプライチェーンをテーマとする世界初の国レベルの博覧会として、同博覧会は川上・川中・川下の連結、大・中・小企業の連携、産学研・顧客の協同、中国企業と外国企業の連動を後押しする。

第1回サプライチェーン博覧会には、計515の国内外の企業・機関が出展している。海外企業が全体の26%を占め、そのうち米欧企業が最多の36%を占める。会場には、「スマートカーチェーン」「グリーン農業チェーン」「クリーンエネルギーチェーン」「デジタル科学技術チェーン」「健康生活チェーン」の5大チェーンとサプライチェーンサービスの展示エリアが設けられている。

中国国際貿易促進委員会の張少剛副会長は「第1回中国国際サプライチェーン促進博覧会は、各チェーン、各段階の先進的な技術と製品及び今後の発展の趨勢を垂直的に展示し、金融・物流・プラットフォーム企業のサービスを展示している。フォーチュン・グローバル500にランクインした企業53社、フォーチュン・チャイナ500にランクインした企業57社、そして多数の『専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)』企業、『隠れたチャンピオン(H.C.)』企業が出展している」と説明した。

28日開催の「グローバルサプライチェーン・イノベーション・発展フォーラム」では、政府機関、経済界、国際機関の代表及び専門家や学者ら国内外のゲスト1000人余りが、グローバルサプライチェーン協力などについて踏み込んだ議論を行った。

第1回中国国際サプライチェーン促進博覧会の会期中には、6つの特別フォーラム、貿易促進シンクタンクフォーラム、「グローバルサプライチェーン促進報告」発表会などの関連行事も開催される。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年11月29日