習近平国家主席は4日、ベラルーシのルカシェンコ大統領と北京の釣魚台迎賓館で会談した。新華社が伝えた。

習主席は「中国は常に戦略的・長期的観点からベラルーシとの関係を捉え、ベラルーシが自国の国情に合った発展の道を歩むことを断固として支持し、外部勢力によるベラルーシへの内政干渉に反対している。中国はベラルーシと引き続き戦略的協力を強化し、揺るぎなく支持し合い、実務協力を推進し、両国関係を深め続けることを望んでいる」と指摘。

「私が10年前に打ち出した『一帯一路』（the Belt and Road）共同建設イニシアティブは、現在すでに150ヶ国余りが協力に参加している。私は先般、中国が『一帯一路』の質の高い共同建設を支えるための8項目の行動を打ち出した。ベラルーシが引き続き積極的に参加し、これにより確かな発展の機会をさらに多く得ることを歓迎する。双方は、中国ベラルーシ工業団地などのプロジェクトをしっかりと実施して、両国間の工業協力がより多くの成果を得る後押しをする必要がある」と強調した。

ルカシェンコ大統領は「ベラルーシは中国との友好関係を揺るぎなく発展させており、中国側と上層部交流を緊密化し、揺るぎなく支持し合い、互恵協力を深め、国際・多国間戦略協力を強化し、外的環境の変化に左右されない両国の包括的な戦略的パートナーシップのさらなる発展を推進することを望んでいる」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年12月5日