【王毅外交部長記者会見】2024年の中国外交を展望
王毅中共中央政治局委員(外交部長)は7日、第14期全国人民代表大会(全人代)第2回会議の記者会見で、2024年の中国外交を展望した。新華社が伝えた。
王氏は「我々はさらなる自信と自律性をもって、中国外交の品格を作り上げていく。常に国家の発展と振興を自らの力の基点に据え、中国国民の前途命運を自らの手中に掌握する。自主独立の平和外交政策を揺るぎなく遂行し、国家の主権と民族の尊厳を断固として守る。我々はさらなる開放・包摂性をもって、中国外交の度量を示していく。グローバルなパートナーシップ網を強化・拡大し、新型の国際関係の構築を推進し、異なる文明間の相互尊重・相互参考を促進する。大国間関係の安定性を維持し、周辺諸国と手を携えて共に歩み、グローバル・サウス諸国と共に振興を図る。我々は正しい道理と正義を主張し、中国外交の気骨を明らかにしていく。真の多国間主義を実践し、国際関係の民主化を推進する。数多くの発展途上国の正当な権益や人類の前途命運に関わる原則的問題において、さらに旗幟鮮明に、揺るぎなく道義を貫き、歴史を正しい方向へと確実に前進させていく。我々は協力・ウィンウィンを推進し、中国外交の追求するものを堅守していく。団結と協力という世界の正しい道を揺るぎなく歩み、地域紛争や世界的な問題の解決のために、中国として積極的に案や知恵をさらに多く示し、世界の平和と発展に寄与する公共財をさらに多く提供し、自らの新たな発展によって世界に新たな機会をたゆまず提供していく」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年3月7日