習近平総書記が国家最高科学技術賞受賞者らに賞を授与し、重要談話を発表
全国科学技術大会、国家科学技術奨励大会、中国科学院第21回院士大会、中国工程院第17回院士大会が24日午前、北京の人民大会堂で開催された。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が大会に出席し、国家最高科学技術賞受賞者らに賞を授与し、重要談話を発表した。新華社が伝えた。
習総書記は「科学技術が振興すれば民族が振興し、科学技術が強ければ国家が強くなる。中国式現代化は科学技術の現代化によって支えられる必要があり、質の高い発展の実現は科学技術革新によって新たな原動力を培う必要がある。科学技術の戦略先導的地位と根本的な支えの役割を十分に認識し、2035年までに科学技術強国を完成するという戦略目標に向け、トップレベルデザインと統合的計画を強化し、高水準の科学技術の自立・自強の実現を加速しなければならない」と強調。
「中国共産党第18回全国代表大会(第18回党大会)以来、党中央は革新駆動型発展戦略を深く推進し、革新型国家建設の加速という戦略任務を打ち出し、科学技術体制改革を不断に深め、科学技術の自立・自強を力強く推進してきた。これによって、我が国の基礎研究、最前線研究は新たなブレイクスルーを遂げ、戦略的ハイテク分野で新たな飛躍を遂げ、革新駆動によって質の高い発展の新たな成果を先導し、科学技術体制改革において新局面を切り開き、開かれた国際協力において新たな進展を遂げ、科学技術事業において歴史的成果を収め、歴史的な変革を生じさせた」と指摘した。
さらに習総書記は「新時代における科学技術事業発展の実践の中で、我々は不断に法則的認識を深め、多くの重要な経験を積み重ねてきた。これは主に、党による全面的な指導を堅持し、中国の特色ある独自開発の道を堅持し、イノベーションによる発展先導を堅持し、『四つの志向』という戦略志向を堅持し、改革の深化によってイノベーションの活力を引き出し、教育・科学技術人材の好循環の推進を堅持し、イノベーション文化の育成を堅持し、科学技術の開放と協力によって人類に幸福をもたらすことを堅持することである」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年6月25日