第29回中露定期首相会談が開催

2024-08-22 17:02:00

李強総理は現地時間21日、モスクワでロシアのミシュスチン首相と第29回中露定期首相会談を行った。新華社が伝えた。

李総理は「近年、習近平国家主席とプーチン大統領の戦略的リーダーシップの下、中露関係は高水準で質の高い発展を実現し、各分野の協力は持続的に高い強靭性を示し、着実に前進している。中国はロシアと共に、両国首脳の戦略的導きに従い、両国の国交樹立75周年を契機に、相互尊重、相互信頼、幾世代にもわたる友好、互恵・ウィンウィンを堅持し、包括的な実務協力を強化し、新時代における中露の包括的・戦略的協力パートナーシップを新たな段階へと押し上げることを望んでいる」と表明した。

両首相は中露投資協力委員会、中露エネルギー協力委員会、中露定期首相会談委員会、中国東北地域・ロシア極東地域政府間協力委員会、中露人的・文化的協力委員会の双方の代表から活動報告を受けた。

両首相は各委員会の過去1年間の活動を十分に評価し、「中露両国の実務協力は強みによる相互補完であり、大きな潜在力を持つ。双方は協力の在り方をさらに最適化し、経済、貿易、投資、農業、エネルギーなど伝統分野の協力を着実に推進し、デジタル経済、バイオメディカル、グリーン開発など新興分野の協力を開拓・拡大し、『中露文化年』開催を契機に人的・文化的交流を深め、友好の民意の土台を固め、両国間協力の内生的原動力を不断に強化し、協力の質と効果を高める必要がある」との認識で一致した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年8月22日