「中国トップ500社2024」の研究開発強度が過去最高に
中国トップ500社サミットフォーラム2024が9月10日と11日の両日、天津市で開催された。会場では「中国トップ500社2024」ランキングが発表された。研究開発は企業のイノベーションと成長を促す重要な原動力で、トップ500社の上向きの研究開発カーブからは、イノベーションの活力と発展の大きな原動力を見ることができる。入選企業の2023年の研究開発費は14.89%増で1兆8000億元(1元は約19.8円)を上回った。新華社が伝えた。
「中国トップ500社2024」の研究開発強度は1.90%で過去最高となった。うちハイエンド設備製造業と情報技術サービス業がリードを維持した。イノベーション成果のアウトプット水準が持続的に向上した。企業の有効特許保有総数は前年比14万4400件増の202万9700件で、うちイノベーションの中身がより豊富な発明特許は88万9600件となり、特許全体の43.83%を占めた。有効特許数は7.66%増、発明特許数は19.67%増だった。
ランキングを見ると、新興産業関連企業がトップ500社の中でより重要な位置を占めていることがわかる。
戦略的新興産業と未来産業は、新たな質の生産力を効果的に育成する重要な担い手と主要陣地となっている。トップ500社のうち、先進製造業と新世代情報技術産業の企業の順位がより際立っている。新エネ設備製造、動力・蓄電池、通信機器及びコンピューター製造、半導体及びパネル製造などの企業がランク入りした数が31社にのぼり、過去5年で18社増加した。インターネットサービス企業の売上高が占める割合が3.45%に上がり、純利益はさらに8.58%に上がった。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年9月13日