人類の進歩を先導し、素晴らしい未来を共に切り開く
1945年10月24日、国連憲章が正式に発効した。これにより、現代の世界で最も権威と普遍性と代表性を備える政府間国際機関である国連が気運に乗じて発足した。現在、世界は百年間なかった変局が加速し、人類はかつてない機会を迎えると共に、かつてない試練に直面し、安全保障は秩序を失い、発展は均衡を失い、ガバナンスの失効は日増しに際立ち、グローバル・ガバナンスは再び歴史の岐路に立っている。(文:陳旭・在ジュネーブ国際機関中国政府代表部大使。人民日報掲載)
中国は常に、国連は多国間主義の実践とグローバル・ガバナンスの推進における中心的な場であり、その役割を強化するべきであり、弱めてはならないと考えている。中国は国連が国際問題において核心的役割をよりよく発揮することを支持し、国連を核心とする国際システム、国際法を基礎とする国際秩序、国連憲章の趣旨と原則を基礎とする国際関係の基本的な準則を守っている。
中国は理念によってグローバル・ガバナンスの方向性を先導している。中国は人類運命共同体の構築という重要な理念を打ち出し、平和の永続する、普遍的に安全で、共に繁栄する、開放的・包摂的な、クリーンで美しい世界の構築を提唱してきた。中国は行動によって多国間主義の持つ意味を豊かなものにしている。世界で最も活発な多国間外交の中心の1つである国連は、中国外交が始動以来、国際社会の中心に日増しに近づいていく重要な歩みを目撃してきた。中国は協力によって人類のさらに素晴らしい未来を切り開いている。中国式現代化を推進すると同時に、中国は世界を思い、常に自国の新たな発展によって世界に新たな機会をもたらしてきた。
国際情勢がどのように目まぐるしく変化しようとも、中国は常に国連の理想を堅守し、真の多国間主義を実践し、引き続き世界平和の建設者、世界発展の貢献者、国際秩序の擁護者であり続け、各国と連携して人類運命共同体を構築していく。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年10月31日