双流区と双流国際空港が中国航空ショーで調印プロジェクト18件
11月12日、第15回中国国際航空宇宙博覧会(中国航空ショー)が盛大に開幕し、成都市双流区と双流国際空港が共同で出展した。当日、成都市双流区主催の集中調印式が「航空宇宙館」4号館H4A8展示エリアで行われ、現場で18件のプロジェクトが順調に調印された。総投資額は72億元を超え、単一プロジェクトの最高投資額は32億元に達した。
式典会場では、上海、浙江、天津、四川などからの商業宇宙、グリーン航空燃料、航空機搭載機器、中小型無人航空機の発射・回収システム、航空宇宙部品のレーザー3Dプリント、航空機械加工、航空訓練、無人航空機の産学研用(企業・大学・研究機関・ユーザー)などの分野に取り組んでいる関係者が契約締結のために足を運んでいた。
星際栄耀公司の彭小波董事長は、「当社は主に商業用キャリアロケットの開発、製造及び系統的な発射ソリューションの提供を行っており、世界中の商業宇宙顧客に発射サービスを提供しています」と話した。今回のプロジェクト契約にはロケットの組立・試験基地の建設が含まれ、調印投資額は32億元に達したという。
また、航空ショーの期間中、双流区は事前に選定した全国46社のターゲット企業に対し、専任担当者を派遣して航空ショーの会場でターゲット企業との対面コミュニケーションを行い、航空宇宙分野のより多くの優良企業が双流区で考察・投資し、共同発展を図るように企業を誘致している。
成都市双流区航空経済区管理委員会の関係責任者は、「すでに大型飛行機高原研究センター、西部生鮮港、安達維爾の航空機搭載機器の研究開発・製造などのプロジェクトが調印され、空港の質向上や整備、順豊西部航空貨物輸送ハブなど17件のプロジェクト建設を推進しています」と述べた。
今回の航空ショーでは、双流区は双流国際空港と会場利用で連携し、全国に向けて民間航空の発展と地域経済の深い融合や典型的な模範を示す。双流展示エリアでは、持続可能な航空燃料(SAF)、CFM56エンジンモデル、単結晶タービンブレード、超軽量エンジンなど23点の航空宇宙分野における重要な特色展示品が展示されている。ほかには双流空港商務区と双流国際空港からの特色ある文化クリエイティブ商品なども出展されている。