習近平国家主席、第19回G20サミットのセッション2に出席し重要演説

2024-11-20 17:10:00

習近平国家主席は現地時間18日午後、ブラジル・リオデジャネイロで開催中の第19回主要20ヶ国・地域(G20)サミットのセッション2に出席した。新華社が伝えた。

セッション2での「グローバル・ガバナンス機構改革」をめぐる議論で、習主席は「公正で合理的なグローバル・ガバナンス体制を連携して構築」と題した重要な演説を行った。

習主席は「G20は新たな出発点において、従来の事業を受け継ぎ将来の道を開き、引き続きグローバル・ガバナンスを整備し、歴史の進歩を後押しする勢力であるべきだ。我々は人類運命共同体という理念を堅持し、互いに相手国の発展を挑戦ではなくチャンスと受け止め、互いに相手国をライバルではなくパートナーとし、国連憲章の趣旨と原則に基づく国際関係の基本準則を順守し、国際法に基づく国際秩序を維持し、国際的なコンセンサスをさらに形成し、平等で秩序ある世界の多極化、あまねく恩恵を及ぼすインクルーシブな経済のグローバル化を促進するべきだ」と指摘し、以下の5点を提起した。

(1)世界経済ガバナンスを整備し、協力型世界経済を構築する。

(2)世界金融ガバナンスを整備し、安定型世界経済を構築する。

(3)世界貿易ガバナンスを整備し、開放型世界経済を構築する。

(4)世界デジタルガバナンスを整備し、革新型世界経済を構築する。

(5)世界環境ガバナンスを整備し、環境配慮型世界経済を構築する。

また習主席は「グローバル安全保障ガバナンスも、グローバル・ガバナンスの重要部分を成している。G20は国連及び国連安保理がより大きな役割を発揮することを支持し、危機の平和的解決に資するあらゆる努力を支持する必要がある」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年11月19日

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