習近平国家主席がシンガポールのリー・シェンロン上級相と会談

2024-11-27 15:59:00

習近平国家主席は26日午後、シンガポールのリー・シェンロン上級相と北京の釣魚台国賓館で会談した。新華社が伝えた。

習主席は、リー上級相が首相在任時にシンガポールを率いて著しい成果を挙げるとともに、長期にわたり対中協力を重視し、支持したことを高く評価した。そして、「我々は昨年、中国とシンガポールの全面的で質の高い未来志向のパートナーシップを共に確立し、両国関係発展の戦略的方向性を明確にした。来年、両国は国交樹立35周年を迎える。双方はハイレベル交流と発展戦略のさらなる連携を強化し、各分野で協力を深め、両国民により多くの幸福をもたらし、地域の平和と繁栄により大きな貢献を果たす必要がある」と述べた。

また「中国は常に自国の課題をしっかりと処理することに注力しており、経済の長期的好転を維持し、質の高い発展を実現する自信がある。シンガポールが引き続き対中協力の先駆者となり、中国との二国間協力メカニズム会合を活用し、重要な協力プロジェクトを高い水準で運営し、デジタル化、グリーン化による発展の機会を捉え、新たな時代における中国とシンガポールの協力に引き続き新たなページを刻んでいくことを歓迎する。中国はシンガポールと共に、真の多国間主義を実践し、経済のグローバル化という流れに合致し、国際的な公平・正義を擁護し、ブロック対立、分断と対抗を拒否し、アジア運命共同体を構築することを望んでいる」とした。

リー上級相は「シンガポールは中国の未来に対して自信に満ちている。中国が発展と繁栄を維持し、世界の平和と発展に一層の貢献を果たすことを信じている。シンガポールは中国との協力の深化に尽力し、中国式現代化のプロセスに積極的に参加していく」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年11月27日