中国が砂漠化対処国際協力の成果を発表 国連砂漠化対処条約COP16で
2024-12-11 17:05:00
「国連砂漠化対処条約(UNCCD)」第16回締約国会議(COP16)の中国館は9日、「グリーン・テクノロジー、グリーン・フューチャー」をテーマにサイドイベントを開催し、中国の砂漠化対処に関する国際協力の成功事例を紹介した。新華社が伝えた。
今回のサイドイベントは、中国科学院新疆生態・地理研究所(新疆生地所)と新疆維吾爾(ウイグル)自治区林業・草原局が共催。同イベントでは、新疆生地所と汎アフリカ「グレート・グリーン・ウォール」機関が協力してモーリタニアの首都ヌアクショットに建設した「中国-アフリカ グリーンテクノロジー・パーク」の成果を示す動画が上映され、新疆生地所と汎アフリカ「グレート・グリーン・ウォール」機関事務局との間で覚書が更新された。また、中国とアフリカや中央アジアなどにおける他の砂漠化対処の成果も紹介された。
中国国家林業・草原局砂漠化対処司(局)の黄采芸司長(局長)は挨拶で、「中国は各国と共に砂漠化対処の成果と課題に焦点を合わせ、砂漠化協力の道を共に話し合い、砂漠化対処策を共に探り、手を携えて協力し、『砂漠が人類に幸福をもたらす』という目標を早期に達成することを望んでいる」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年12月10日